Life in Lake Side by Astechno

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初秋の京都 南禅寺〜永観堂

 

今年は10月に入ってからも連日30度前後の日々が続いている関係で、今一つ季節が進んでいる感覚がない。ただ確実に秋はそこまで来ている。朝晩の気温はひと頃に比べても随分と低くなってきたことが実感する。

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南禅寺山門

通常だとインバウンドも含めた多くの観光客が訪れる京都であるが、緊急事態宣言が解除されたとはいえまだまだ道ゆく人は少ない。 ただその分ゆっくりと散策でき、今日のような絶好の日和だと大変気持ちが良い。

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南禅寺境内の様子

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境内にある疏水橋

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景勝院前

今回はまだ紅葉の季節には早いが京都でも有数の紅葉の見所である、南禅寺から永観堂を散策して一足早い緑の紅葉を見物に行った。 例年だとこの付近は東山地区でもあり北側から銀閣寺、哲学の小径、平安神宮、南へ下って八坂神社から清水寺などにかけて定番の観光ルートとなっている為、シーズンにはかなりの観光客で賑わう場所であるが今はまだそうした状態には至っていない。

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永観堂本殿

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廊下からの風景(紅葉が色づく頃は美しい)

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中庭の様子 やはり紅葉が綺麗な場所

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堂内からの風景

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京都市内が臨める

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有名な多宝塔。 少し色づいて来た。

観光業の方々には申し訳ないが、京都の景色を堪能するにはこのくらいの人出だと快適に過ごすことができるので大変有り難い。京都という場所はこの種のスポットが各所に点在しており、また季節ごとにそれぞれ趣が感じられるので、年中飽きることなく楽しむことができる日本で唯一の都市だと思う。 そのため観光業が産業の中ではかなりのウェイトを占めていることもあり、この2年近く続くコロナ禍によるダメージは相当なものと推察する。京都で生まれ育った者としては当たり前の日常が早く取り戻せて、故郷が今後も長く良い形で繁栄してほしいと願うばかりである。