今年もゴールデンウィークがやって来たが、感染状況の悪化で昨年に引き続き緊急事態宣言下の連休となった。
滋賀県についてはやや危ない状況ではあるものの緊急事態宣言の対象からは外れた。
ただ、日々大阪や京都との往来がある関係で安心はできない。 その為滋賀県は今年も琵琶湖湖岸の公園を封鎖し、近隣から訪れる観光客の足止めを図ることになった。確かに連休前の週末はバーベキューやキャンプなどで湖岸の公園は満員状態。大阪、京都のナンバーも多く見られた。 しかしながら、滋賀県民が大阪や京都の山間部にキャンプやバーベキューに出かけているケースもあると思うので、このような狭い考え方は例え感染拡大防止とはいえ、あまり賛同できない。大型商業施設が閉鎖されている大阪や京都から滋賀の商業施設になだれ込んで来ることも十分にありえる。結局普段よりも混み合う事になる。つまり感染リスクも高くなる。こうして考えると外国のような国境閉鎖的なことでもしない限り局所的に制限をかけても全く意味がない。あと1週間程度で緊急事態宣言の期間は終わるが効果は限定的だろう。
