Life in Lake Side by Astechno

写真、グルメ、旅行など好き勝手に取り上げています

植物園散策 〜京都市立植物園

紫陽花などの花の写真を撮ろうと京都市内にある植物園に久しぶりに行ってみることにした。植物園には駐車場はないので周辺のコインパーキングを利用するが、この界隈は休日はとても人出が多く駐車が難しいこともあり、平日に行くのがおすすめ。

北山通に面した北門から入門

入場料は200円、70歳以上は無料と駐車代がなければかなりリーズナブル。平日はやはり高齢者が多く訪れている。

門をくぐれば大きな広場が迎えてくれる

まずは紫陽花のエリアへと進むと多種多様な紫陽花を見ることができたが、花の密度はそれほどでもなく紫陽花の群生を期待していたが少し残念。

多くの種類と花の色、形がある紫陽花はこの季節ならではでありまた、比較的長い間花を咲かせつつ、色の変化も見せてくれるので撮影対象としては飽きさせない花と思う。

これも紫陽花の一種らしく、花の咲き方も長細い形状で珍しい。

 

 

一通り紫陽花を見物したのち園内の他の場所を散策して回ると、少しシーズン遅れのバラもまだ一部が綺麗に咲いていた。

バラも無数の種類があり、目を楽しませてくれる

園内にはこのような大きな花も 「タイサンボク」

温室庭園の手前にある花畑は季節に応じた花が植えられる。

園内には温室の庭園もあり、有料だが世界中の熱帯植物の展示もしている。今回はこちらはスルーさせてもらう。

まだ本格的な暑さではなかったのでバテることなく見物終了。 ちょうど良い時間となっていたので以前から行きたかったcafeで軽くランチして帰宅。

入り口を出たところにある、"IN THE GREEN"

今の季節だと外側の席が本当に心地よい。 休日は人が多く近寄れなかったが平日に来れたのでやっと入ることができた。

 

梅雨時の湖東ドライブ

梅雨時期の琵琶湖周辺はまだ人が少なく、道路も車の数がない分、快適なドライブが楽しめる。あと一月もすると琵琶湖周辺は大賑わいになるので静けさを享受できるのも今のうち。

まずは、近江八幡から彦根にかけて琵琶湖沿いにある「あのベンチ」。ここは平日でも人が訪れて記念写真を撮られるくらい今や有名なスポット。しかし、今日は天気も良くないせいか、ど平日なので人は少なし。

こんなふうに愛車と並んで撮影するのがこの場所の定番

この周辺は水泳場が点在しているのと、少し離れた場所にはキャンプ場もありシーズンだと京阪神、岐阜、福井あたりからも多くの人が来る。

 

 

 

次に場所を変えてより東側、琵琶湖から離れて山側には静かなスポットが多くあるのが滋賀県の良いところかもしれない。「ブルーメの丘」という農業公園が出来てからもう20年以上経つと思うが、その付近の日野町は近江八幡と同じく近江商人の町として知られているものの、全国区ではなくかなりマイナーな場所。

日野川ダムの畔で。 

ダム湖の中に浮島がある

派手な観光地ではないが、里山の景色と古い街並み、広がる田んぼや畑といった日本の原風景がここにはある。 東側の鈴鹿山系から流れてくる川がおそらく農地に恵みをもたらしていると思う。日野川ダム以外にもこの付近にはいくつかダムがあり、大雨があってもこれらのダムで被害を食い止めているのだろう。

日野川ダムから少し奥に入った場所にある蔵王ダムの駐車場にて。

 

紫陽花を求めて  楊谷寺(柳谷観音)

梅雨時の花といえば紫陽花。名所は多く存在するが週末だと大勢の人で賑わうのでできれば穴場を、と思い以前地元だった京都の楊谷寺(柳谷観音)に行ってみることに。 しかし、流石に最近は紫陽花で有名になったのかやっぱり多くの見物客が訪れていた。かろうじて駐車場に空きがあったのはラッキーだったが以前は無料だった駐車料が今は有料となっていたのは残念。境内に立ち入るのにも拝観料が取られるなど、しばらく来ない間に色々と状況が変わってしまった。

奥の院正面

この楊谷寺は実は眼病に効くとされている湧水が有名で、街中から離れた山の上にあるが年中参詣者がある割と有名な古刹。 それが近年紫陽花の寺として名が売れ始め、この季節には多くの見物客が訪れるようになった。 自分が自動車免許をとりたての頃、この寺につづくワインディングロードを駆けて楽しんでいた時代とは少々違っているみたい。

奥の院までは結構階段を登っていく

このように花を水中に浮かせているのは映えるための演出だろうか。

庭の様子。緑が綺麗。

紫陽花というのはその生息する土壌などにより、種類が異なるとの事で、無数の種類が存在するらしい。一見同じように見える種類も花や萼の形が違ったり、色が違ったりするとの事。もちろん、紫陽花の特徴である色変わりも様々な色が存在する。

 

 

北海道 羊蹄山と洞爺湖の風景

6月初旬、約2年ぶりに北海道へ。 基本は道内の旅行というより趣味の飛行機写真を撮るために新千歳空港周辺で活動する予定だったが、今回は2.5日の滞在だったので少し時間もあるのとせっかく北海道に来たので、これまで行った事のない場所へ行ってみようということで、千歳市から比較的近い(といっても片道100Km以上)観光地である、洞爺湖ニセコ周辺を廻ってきた。今まで北海道は学生時代の旅行を合わせると3回程度あるが道北、道東が主体で道南地区は残念ながら通り過ぎていた。

雲がすごしかかった羊蹄山

支笏湖を過ぎて倶知安に向かう途中、峠を越えたら羊蹄山の美しい姿が目に入ってきた。標高こそ及ばないが、見た目ほとんど富士山。

反対側に回り込んで捉えた羊蹄山

夏場の牧草の緑が綺麗な景色を作ってくれる。山の中腹には残雪が。倶知安の街中からはどこからでも羊蹄山が大きく聳えて見える。周辺はスキーで有名なニセコや高級リゾートがある留寿都があるがやはり冬場がメイン。 羊蹄山の南側にある真狩村を過ぎて洞爺湖方面へ。

曇り空が残念だったが澄み切った湖面を展望台から望む

正面は有珠山、その左に小さく見える茶色の山は噴煙が上がる昭和新山

洞爺湖温泉はまだ観光客はまばらな感じで空いていたように見えた。湖周辺は大小様々なリゾート施設があり、これから本格的な観光シーズンを迎える。チャンスがあればぜひ行って見たいが。

 

台風が接近する週末。 京都上賀茂神社。。。

例年より少し早い梅雨入りとなった今年。全体的に季節の前倒し感があるが、先日発生した台風2号が週末にかけて本州に近づくらしいが、幸い直撃は免れそうだが梅雨前線が刺激されるので大雨への警戒が必要との事。梅雨入り宣言が早く出る場合、カラ梅雨になることがあるような印象だが、とりあえず初期段階には相応の雨が降るだろう。

やや湿気の多い朝、京都の上賀茂神社付近を散策。紫陽花があれば、と思ったが残念ながら境内、および周辺にはまだ見ることができなかった。

今日は音楽イベントの準備などで多くの人が境内や周辺で作業されていた。

⭐️6/3-6/4に葉加瀬太郎音楽祭が開催される模様。

本殿の手前にある「楽屋」と呼ばれる殿。重要文化財

この神社は初詣には必ず訪れるがこのような時期に来るのは子供が幼かった頃以来。新緑が大変綺麗に見える。

「土屋」と呼ばれる殿。 これも重要文化財

境内には比叡山系から流れてくる小川がある。

本殿前の楼門(この奥が本殿)

初詣の時は本殿の中にある御神体の前まで行けるが、通常はその手前までしか行けない。また一般の神社によくある鳴物はこの上賀茂神社には一切なし。 なにせここが造営されたのは天武天皇の時代、677年。つまり平安京ができる前から存在し、基本的にその時代のまま大きな変容もなく今日に至るとのこと。もちろん京都で最も古い神社。 

雲行きが怪しくなったので、境内西側にある門から退出

何気なく訪れている神社、仏閣でも調べると色々なことを認識するのと、改めて京都は奥が深い場所であると感心してしまう。 

雲行きも怪しくなってきたところで、今日は大原経由で琵琶湖に戻ることに。

結局大回りして朽木から高島を抜けて自宅へ

 

 

 

新緑の京都散策

最近、生まれ育った京都を写真を撮りながら散策しているが、今回も中心部である四条烏丸を起点に祇園、三条あたりまで歩いてみた。 子供の頃から変わらない風景と、近年でずいぶん変わった場所、京都にいながら知らなかった場所など、ゆっくり散策すると新しい発見があるのとやはり京都には魅力が沢山あることを改めて知らされる。

赤煉瓦の京都文化博物館

今回持ち歩いたカメラとレンズは、EOS R6に50mm F1.8 STM というど定番の単焦点レンズをつけたもので、単焦点であるが故にズームレンズにない不便さを楽しみながらの撮影散歩となった。

中央郵便局

三条烏丸〜河原町界隈は、祇園祭で有名な鉾町となている関係で古からの街並みが残る。また、写真のような古い洋館建のビルも今なお使用されている。近年は外国人観光客の増加に合わせてホテルやレストラン、カフェなどが新しくできて、昔にはない賑わいがある。

建物は古いが、中身はおしゃれなカフェ

京都は全国一景観保護に厳しいところで、古くなった建物の改修時にも様々な規制を受ける。その結果、古い建物をそのまま生かして内装を新しくしたり、旧家風の建物を新造して街の雰囲気を壊さずに維持している。

このような昔の町屋を見ると少し安心する

「そばぼうろ」で有名なかわみち屋の総本家

京都市内にはお寺が随所にあるが、この付近で有名な寺というと本能寺がある。歴史で出てくる本能寺の場所とは違うが、それでも織田信長の墓や有名な武将の墓跡もあり観光地としては有名なポイント。

本能寺の正面には鉄筋のマンションが。。

古い建物と現代の建物が共存、交錯する都市では京都は日本一かもしれない。

 

進路を少し北に進めて、三条通を超えて御池通りへ。 高瀬川の起点になるところまで歩く。

新緑が覆う高瀬川

高瀬舟を再現したモニュメント。この船で伏見まで運んだとのこと。

高瀬川の起点、舟入場所

高瀬川の歴史を感じたところで今後は鴨川沿いに南下。都踊りで有名な歌舞練場をすぎて先斗町を進む。

先斗町の路地。両側には飲食店が並ぶ。

京都ならではの細い路地があり、特に外国人にとっては珍しい光景だと思う。

各所にこのような路地があり、この周りにも飲食店などが並んでいる。

白川沿にある街並み

祇園界隈から花見小路を経て白川沿に進むと浄土宗総本山である知恩院門前町が広がる。京都、あるいは日本最大級の寺院とあって付近には関連施設が多く立ち並ぶ。この辺りは遥か昔から大勢の人が行き交っていたと想像する。今でも観光客は1年を通じて絶えることはなく京都観光の中心といった場所。 一方で古からの庶民の生活を垣間見る場所もあり、こういうディープなところを見て歩くのも新しい発見がありそう。

門前町を流れる白川

古川町商店街。結構ディープな雰囲気を醸し出す

場所柄この付近には大型のスーパーマーケットはなく、この商店街はどの店も元気そのもの。外国人観光客の姿も多く見られる。

 

次回、どこに行こうか現在思案中。。。

 

 

 

京都・哲学の道散歩

ソメイヨシノは週末の雨ですっかり散ってしまい、代わりに鮮やかな新緑が目立ちはじめた。京都はこれから本格的な観光シーズンを迎えるが、既に外国人観光客は以前のレベルにまで戻りつつある。今後中国本土からの来訪者が戻ってくると相当な賑わいになることだろう。経済効果は期待できるのかもしれないが、この2、3年静だった京都にまた人が溢れると思うと少し残念に感じる。(自身が観光業に全く関係ないので極めて無責任な感情であるが。。。)

南禅寺の山門

4月2週目の日曜日、この日は午前中に蹴上から出発して銀閣寺にかけて「哲学の道」を散歩。ところどころ、八重桜が満開となっており、緑の中にアクセントをつけてくれている。午前中だったのでまだまだ人は多くなく、主に近くに宿泊していたと思われる外国人の観光客ばかりで団体客などとは遭遇しなかった。

さくらも終わり、新緑の季節へ

ところどころに八重桜の綺麗なピンク色が

桜の花の撮影については以前にも記したが、引き目で撮影するにも寄りで撮影するにしても中々上手く決められないが、この八重桜はソメイヨシノよりも花の構造が複雑でより難易度が高いと思った。 いわゆる標準ズームを使っているがF値とズーム値の兼ね合いがポイントと思うが、もっと試行錯誤が必要と実感。  やっぱり単焦点の高価なレンズがあれば??などと勝手に道具のせいにしてレンズ購入の理由を作るのも趣味の醍醐味。

白色の花(八重桜ではないと思う)もアクセントを添える

これからの季節、今日のように天候に恵まれた日には自然をもとめて散策と撮影を楽しみたい。